どろっぴんぐ。

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只今、移行中。[08]

訂正です。

以前、ちょい見せと予告をこちらに載せましたが、『禁錮の扉』は予告で、
『愛も罪も 番外編(仮)』がちょい見せでした。
失礼しました。m(_ _)m

では、そのちょい見せの続きをまたちょい見せ。

 



「クールだな」

 t30が呟く。

「ほんと、成績優秀で仕事以外の感情は存在しないってカンジだね。t30はh10と同い年
だっけ? 昔からああなの?」

「そうだね、気づいたら他人を寄せ付けない空気を持ってたな」

 左の人差し指でこめかみをくりくり撫でながら、一点を見つめて言った。

「ふーん、生まれながらの冷血人間、完璧なディスポウザーか」

 近くのデスクに腰を掛けていた、ディスポウザーのJ168が二人の会話に入って来る。

「そうかな…」

 t30がボソリと言った。

「え?」

「いや、私も次から単独だ。見習うよ」

 不安な空気を漂わせながらも笑顔を向けた。

「そうだったね。頑張って」

 Aがエールをくれると、

「何? 指導が外れたばかり?」

 と、J168が訊いてきた。

「はい」

「そうか、頑張れよ」

「はい」

 t30は真っ直ぐに視線を向けて言った。




と、今回はここまで。 (・∀・)ノ


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