只今、移行中。[20]
エアラブって、400字しか出来なくて、一つ作ったけどだいぶ削った。(。ŏ﹏ŏ)
ここでは始めに作った形を載せるので、楽しんで下さい。
『恋のかけら』に関連するエアラブで、主人公はミナミです。
月に一度の部活のミーティング日に、男子バレー部の卒業生が来ていると噂を聞き、部活終わりに探しに飛び出した。
校門の近くで4人の高校生の姿が見えたので、そこへ走り寄った。
「内田さん! 久しぶりです!」
「ああ、久しぶり」
「元気でした? あたしの事忘れてないですか?」
「二ヶ月しか経ってないのに大げさ」
呆れて笑った。
だってー! 毎日でも会いたいのに!
高校の制服姿の先輩は大人っぽかった。
「あ! 卒業式にボタンもらってたコだ!」
一緒にいた先輩が指差して言った。
絶対にボタンが欲しくて、内田さんが卒業する一ヶ月前から予約したら、「めんどくせぇ。当日主義だ」と断られ、結局貰いに行った時には、袖口しか残ってなかった。でもちゃんと大切に持ってる。
「覚えてるよ。すごい顔で号泣してたもん」
その言葉に先輩は「ぷっ!」と笑った。
「あ〰! そこは忘れて下さい!」
「内田、残る?」
「なんで?」
「え? 話すんじゃないの?」
「別に」
そんな〰〰!
「話しましょう、内田さん!」
服を掴んで引き止めた。
他の先輩達は内田さんを置いて行ってくれた。あたし達は花壇のブロックに腰を下ろした。
「話すんじゃないの?」
勢いよく言ったものの、緊張して何も話せない。
けれど、帰られては困るので、沢山質問をした。
高校に慣れたか訊くと、まだよく判らないと言われた。高校にはバレー部が無い事。今は帰宅部。バイトするかもしれないと。それから…
「か…か…彼女は…」
「カ、カ、彼女?」
「彼女はいますか?」
「いない」
「…つくらないんですか?」
「ん〰どうかなぁー。先の事はねぇ」
腕組みをして天を仰いだ。
「ほしくないんですか?」
「そりゃ、ほしいね」
「じゃあ! あたしを彼女にして下さい!」
言った!
先輩は驚いてあたしの顔を見つめた。
「何か良い事あんの? ウリは?」
え?
「尽くします!」
「ウザいな」
えぇぇぇぇーーーっ⁉
「ウリは若いです!」
「ハハハ、そりゃそうだ。中学生だもんな」
ダメだ。相手にしてくれない…。やっぱり高校生同士が良いのかな?
他にウリは無いけど…
「けど…内田さんがスキ」
恥ずかしくて顔は見れなかった。
けれど、隣から先輩の視線を感じる。…痛い。
「卒業のボタンって、効果あるのかな?」
「え?」
どうでしょう? こちらの方が状況が掴めたのではないでしょうか?
400字難しや。
けど、作品の宣伝の為に、今後も番外として、エアラブを書いて行こうと思ってます。
それでは、次回作は男子高校生が主役の『不思議な力さ』です。
また読んで下さい。( ´∀`)ノ"
✤ こちらは ケータイ小説サイト 野いちご から繋がり、利用している個人的なブログです。
只今、移行中。[19]
趣味でティーンズ女子向けの小説を書いている者です。
新作書きました! \( ´∀`)/✧*
女子中学生が主人公の淡い恋物語です。
短編、完結、なので暇つぶしにどうぞ。
ケータイ小説サイト 野いちご に投稿しています。
タイトル 『恋のかけら』
https://www.no-ichigo.jp/read/book?book_id=1546918
どうぞよろしくお願いします。m(_ _)m